ブログリニューアル中

団地はネットが遅い?VDSL?LAN?配線方式の違いについて

団地のインターネット環境

光回線はインターネットのスピードが速いです。しかし、すべての団地で速くなるとは限りません。

実は団地(集合住宅)の「配線方式(インターネット環境)」によって、混雑具合に関係なく最大速度が異なるのです。

配線方式の種類
  • 光配線方式
  • LAN配線方式
  • VDSL方式

導入されている配線方式によっては、せっかく光回線にしたのに思っていたよりも回線速度が遅くて後悔してしまうかもしれません。

光回線を契約する前に配線方式について知っておきましょう。

初心者でも分かりやすく解説します。

タップできる目次

団地に導入されている配線方式の違い

3つの光回線方式
出典:フレッツ光

フレッツ光のマンションタイプ(集合住宅)は、契約世帯数によって「ミニ・プラン1・プラン2」の3種類があり、さらに「光・VDSL・LAN」の配線方式に分かれます。
※フレッツ光西日本のプランは世帯数が6・8・16以上の区切り

この記事では、配線方式の違いについて解説していきます。

シゲアキ

フレッツ光は見込める契約世帯数によって月額利用料が異なります。プランについては以下の記事でまとめています。

1.光配線方式(光ケーブル)

光配線方式の構造
出典:フレッツ光NTT西日本

光配線方式は団地構内の共用スペースからも「光ファイバーケーブル」で各戸まで接続する方式。

1本の光ファイバーケーブルを共用スペースにある「光スプリッター」という機器で、最大32部屋まで分岐させてインターネットの通信を行います。

光配線方式は室内まで最大1Gbpsの配線がきていて、3種類の配線方式の中で1番回線スピード速く優れているタイプです。
※光コンセントが無い場合は申込時に工事が必要です。

光ファイバーケーブルはノイズの影響を受けにくく通信速度が安定しやすいのがメリット。お住い(住む予定)の団地が「光配線方式」になっていればまず問題ありません

ただし、団地に光回線を導入した時期や設備によっては、「最大1Gbps・200Mbps・100Mbps」になる環境別の「タイプ」が存在します。
※1Gbps=1000Mbps 一般的なフレッツ光ネクストの場合

タイプ(フレッツ光NTT西日本)最大速度
スーパースピードタイプ隼1Gbps
ハイスピードタイプ200Mbps
マンションタイプ100Mbps
タイプ(フレッツ光NTT東日本)最大速度
ギガ(スマート・ライン)1Gbps
ハイスピードタイプ受信200Mbps/送信100Mbps

※ギガのスマートが「無線LANルーター付き」、ラインが「無線LANルーター無し」の契約タイプ

ほとんどの場合が最大1Gbpsの通信速度だとは思いますが、「最大1Gbpsで契約したと思っていたのに最大100Mbpsだった」とならないように事前に確認しておきましょう。

シゲアキ

詳しい確認方法については後述します。

その他のデメリットとしては、光コンセントが室内になくて工事が必要となった場合は申し込みから開通までに少し時間がかかることがあります。

一般的に申し込みから3週間ほどで開通し、工事自体の所要時間は1~2時間です。引越しシーズン(2月~4月)は工事の順番待ちになることも考えられますのでお早めに。

2.LAN配線方式(LANケーブル)

LAN方式の構造
出典:フレッツ光NTT西日本

LAN配線方式はインターネットの通信をする「LANケーブル」を利用して各戸まで接続する方式。

技術的やコスト面など、何らかの問題で団地に光配線を導入するのが困難だった場合や、インターネットが普及し始めた頃に団地を建設すると同時にLANを導入した場合に利用されます。

光配線方式よりは劣りますが、LAN配線方式はノイズの影響を受けにくく通信速度が安定しやすいメリットがあります

ただし、共有スペースまでは最大1Gbpsでも各戸へは最大100Mbpsです。

配線方式最大速度
LAN100Mbps

周辺環境にもよるため実際に回線速度を計測してみないと分かりませんが、団地は部屋数が多くてネット利用者が増える時間帯の実測はかなり遅くなるはずです。

3.VDSL方式(メタルケーブル)

VDSL方式の構造
出典:フレッツ光NTT西日本

VDSL方式は既設の「電話回線」を利用して各戸まで接続する方式。光配線もLAN配線も導入が難しい時に利用されます。

電話回線は元からほとんどの住宅に通っており、導入コストが低いのでVDSL方式を採用している団地(集合住宅)が多いです。

メリットは開通までが簡単で申し込みから比較的早い期間でインターネットを使えること。

デメリットとしては各戸までの電話線の長さやノイズの影響を受けやすく、ある意味では無理やり通信をしているので回線速度が不安定になりやすいです

配線方式最大速度
VDSL100Mbps

VDSL方式が遅くなる一番の原因は使用している配線自体の品質の問題。共用スペース以降の電話回線はいわゆる「アナログ」で以前のADSLとほぼ同じものです。

特に電磁波を出す電子レンジを使用していると速度が遅くなったり、突然接続が切れてしまうことも考えられます。

そのため、LAN配線方式と最大速度が同じでもVDSL方式の方が遅く感じるかもしれません。

配線方式の調べ方

フレッツ光の提供エリア判定結果
出典:フレッツ光NTT西日本

住んでいる団地が「どのプラン」で「どのタイプ(配線方式)」に該当するのか分かりにくいですよね。

そんな時は、フレッツ光の「サービス提供エリア」に団地の住所を入力すると簡単に確認できます
※フレッツ光NTT東西で画面は異なります

集合住宅の設備により光配線方式などのタイプが決まっているため、表示された判定結果の配線方式で自動的に決まります。つまり、契約者自身で変更はできません。

判定結果画面にある「マンションミニ」などの契約世帯数プランについては「目安」の表示です。フレッツ光に問い合わせてみないと正確なプランは分かりません。

例えば、僕が住んでいる団地では「スーパーハイスピードタイプ隼」と表示されたので「光配線方式」だと確認できました。
※東日本は「ギガ」が光配線方式

シゲアキ

光回線に申し込む前に必ず確認しておきましょう。光コラボ事業者で契約する方が特典が多いので、ここでは確認だけでそのまま申し込まないようにしてくださいね。

ちなみに、「マンションタイプ」ではなく「ファミリータイプでの提供」と表示されることがあります。

その場合は、集合住宅でも戸建てと同じように電柱から直接各戸に回線を引き込む形となり、混雑しにくく回線速度が速いメリットがありますが月額利用料が少し高め。

主に契約世帯数が少なく、電柱から配線が届く「3階以下の集合住宅のみ」で表示されることがあるようです。

光配線方式とVDSL方式の月額利用料は同じ。LAN配線方式は運用コストが低いため他の配線方式よりも安く設定されています。

まとめ

この記事の内容をまとめます。

この記事の要約
  • 光回線でも配線方式によって最大速度が違う
  • 光配線方式なら問題なし
  • LAN・VDSL方式は最大1Gbpsではなく最大100Mbps
  • 団地の設備・環境によって自動的に決まる
  • 配線方式はフレッツ光のサービスエリア判定で確認できる
  • 配線方式により月額利用料が異なる

回線速度は周辺の影響によって大きく異なり実際に契約して利用してみるまで、どれくらいの速度が出るのか分かりません。

光配線方式でも遅いことがありますし、LANやVDSL方式でも理論値近くの速度が出ることもあります。

ちなみに、V6プラス(IPoE/IPv4 over IPv6)というインターネット接続方式に対応しているプロバイダーはVDSL方式でも混雑を回避して高速化しやすいです

通信速度を優先するならV6プラス(IPoE/IPv4 over IPv6)に対応している光コラボ事業者(プロバイダー)を選びましょう。

スポンサーリンク

団地のインターネット環境

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
タップできる目次
閉じる