団地に引越しすると家賃が安くて月々の出費が減る!
毎月の負担が減ると生活に使えて助かります。しかし、忘れてはいけないのが「初期費用」です。
- 引越し代
- 敷金
- 手数料
- 必要な家財の購入
など
引越し業者さんや管理会社へ支払う費用、旧居で使っていたものが新居では使えなかったり、新たに必要となる家財が必ず出てくるはずです。
ここでは、団地に引越す時に必要になった「必要最低限でとりあえず住めるまでの初期費用」を我が家を例にご説明します。併せて、出費を抑えるためのポイントも解説していきます。
入居前のご参考にしていただければ幸いです。
団地に引越しする時の初期費用
思い出しながら大まかに計算すると、団地に住めるまでの初期費用は【約26万円】でした。
結構な金額ですね。
もちろん、家族構成や引越し先、新たに必要となった家財の多さで総額は前後します。もっと必要な人や少なくて済む人など環境によって様々です。
それでは、内訳をご説明していきます。
引越し代
我が家では「サカイ引越センター」を利用しました。
最初は自分たちでトラックを手配して作業しようと計画していたのですが、4人家族で家財が多かったのと、夏場のため体調(熱中症)のことも考えて業者さんに依頼しました。
最初に訪問見積もりで総額を確認すると、繁忙期から外れている夏季ということもあって思ったよりも高くなかったのです。
その時に必要となった引越し代が【総額:8万5千円】です。
この中にエアコンや大型家電の搬入費用も含まれていて、実質の引越し代だけで考えると4万円ほど。
夏季で予約が取りにくいエアコン2台の取り外し・取付けも同時に依頼でき、個別で家電量販店にお願いするよりも費用が安かったため、そのまま契約となりました。
家財が多かったり、お身体の調子が良くない人は無理をせずにプロの引越し業者さんにお任せするべきです。
荷造りは必要ですが、あとは指示をするだけで全部やってくれます。
自分でレンタルトラックを用意して運搬したり、お知り合いの方に手伝ってもらって「お礼のごちそう」を振舞っていたら、結局のところ総額はほとんど変わらないはず。
テレビCMで放送している通り、認知度が高く一度は聞いたことがありますよね。
引越し業界ナンバーワンで安心できる業者さんです。実際に家財量を見てもらえる訪問見積もりで総額を確認してみてくださいね。
他の引越し業者と比較したい時は一括見積りが便利です。
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敷金
団地へ入居する前に敷金のお支払いが必要です。一般的に「家賃の3か月分」に設定している公社が多く、我が家では【総額:約9万9千円】のお支払いをしました。
敷金は家賃の滞納や部屋の修繕に備える「担保」として預けておくものです。将来、退去するまでに家賃を滞りなく支払い、室内をできるだけキレイに使えば差し引かれる金額が少なくて済みます。
入居後に部屋の壁に“大穴を開ける”なんてことが無いように気を付けましょう。
他にも、自動車を所有している場合は「駐車場代の3か月分の敷金」が必要となる場合があります。
参考:【3か月分で4万5千円】
とはいえ、生活に困窮していて「家賃の3か月分の敷金はきつい」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
厳しいお話ですが、入居資格資料の条件等に記載されており、お支払いが難しい場合は管轄の住宅公社または役所に相談してみることをおすすめします。
もしくは敷金・礼金・手数料・更新不要の「ビレッジハウス」という選択肢もあります。
手数料
手数料は様々な種類があります。
- 住民票の写し
- 月極駐車場の仲介契約手数料
- 車庫証明の発行手数料
- 車検証の住所変更手数料
など
何かを発行したり契約したりした時に手数料が必要です。細かいところでは、コピー代や切手代なども必要となります。
手数料とは少し意味が異なりますが、「自治会費」も入居時にお支払いします。
自治会費は町内や団地内の活動に使われるお金で毎月徴収されるはずです。費用は【千円】のところが多く、その中に町内分と団地内分が含まれています。
拒否することもできますが、「活動していただいている労力に対する費用」と「ご近所付き合いのトラブル防止」を考えると、入会しておくことをおすすめします。
必要な家財の購入
贅沢はしなくとも普通に住もうと思った時に必要となるのが、「電灯・ガス・カーテン」です。
この3つがあれば、とりあえずは暮らせます。旧居で使っていた物が使えなかったり、もっと数が必要になった場合は購入を検討してください。
電灯(シーリングライト)
団地の天井は少し特殊で、シーリング部(差し込み口)にレールが付いていて取付不可の場合があります。
そして、ファミリー世帯向けの団地に引越しする場合は、部屋数が増えて旧居で使っていた電灯では足りなくなることも考えられます。
我が家では、2つ追加の1つが取付不可で「計3つ」も新たにシーリングライトを購入しました。これだけで【約1万円】の出費です。
夜間に真っ暗で生活するわけにもいかず、やむを得なく購入することに。
ホームセンターや家電量販店で売っている有名メーカーのシーリングライトの相場が「安くて4千円~」です。
なかには5千円以上する同じ商品がネット通販を使えば3千円代で販売していますので、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングで取り寄せると節約できます。
取付数が多ければ多いほど大きく節約できますね。各通販サイトで販売価格を確認してみましょう。
ガスコンロ
ガスコンロの設置で困るのが「右:強火」と「左:強火」があることです。右側に壁があるのに「右:強火」を使用してしまうと、壁表面や壁内部が焦げてしまいます。
退去時の修繕費として預けた敷金から差し引かれる恐れがあり、買い替えるまではいかないですが、火加減に気を付けなければなりません。
ガスコンロのサイズ規格が「約59cm」と「約56cm」があり、そもそも設置スペースに入らない場合は買い替えです。
参考:【約2万円】
通常はガスホースを差し込んでクリップで留めるだけで使えるようになります。設置スペースの横サイズと左右どちらに壁があるのかを確認しておきましょう。
カーテン(カーテンレール)
団地にはカーテンとカーテンレールが備え付けられていません。旧居で使っていたサイズと窓のサイズが合っていない場合に、新たな購入が必要となります。
【参考:カーテンレールのみ購入、4窓で約8千円】
費用を抑えるポイントとしては、やはりネット通販の利用と自分で取り付けることです。
メジャーでサイズを計測して注文。そして壁または木枠部分にネジで水平に取り付けて、フックにカーテンを引っかけるだけで取り付けが完了します。
ホームセンター等で購入して出張取付サービスを利用するとやや高額です。
「最低料金約10,000円(6窓まで同一金額)」や「1本目が5,000円 2本目以降が3,000円」に設定しているところがあり、取り付け賃はバラバラ。
もし取り付け賃を安く設定していても、カーテンやカーテンレール自体の金額が高ければ意味がありません。総額で見て検討してくださいね。
「自分で取り付けできそう」という方はぜひ挑戦してみてください。
まとめ
団地へ引越す時に必要な初期費用は、引越し代と3か月分の敷金の負担が大きいです。
細かなところでは、発行・契約手数料や物品、新たに購入する家財が必要となり、総額は団地室内の設備や旧居で使っていた物が新居で使えるかどうかで異なります。
我が家では、必要最低限の出費が【約26万円】も必要となりました。その他、細かい費用も含めると30万円を超えています。
設備によっては他にも必要となる場合がありますので、自分で取り付けたりネット通販を使って、少しでも出費を抑えられるように工夫してくださいね。
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