ウォシュレットがガタガタする時の原因と自分で直す方法【簡単】

ガタガタするウォシュレット

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ウォシュレットに座るとガタつく、ガタガタする、ぐらぐらする。不安定で用を足しにくいですし、便器から本体が外れてしまわないか心配になりますよね。

そんな時は以下の2点を確認してください。

ガタガタする原因
  • ベースプレートの緩み
  • 便座と便器が当たる接地部の高低差

今まで問題がなかったのに、ある日からガタつくようになった場合は「ベースプレートを締め直す」と解消することが多いです。

取付け方法に問題がなく新品を取付けた当初からガタつく場合は、「ウォシュレット本体の設計でワザと傾く」ように作られています。

もし仕様だとしてもDIYで簡単に改善することが可能です。それぞれのパターンでウォシュレットのガタガタを改善する方法を解説していきます。

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ベースプレートの緩み

ウォシュレットのベースプレート

製造メーカーにより異なりますが、基本はウォシュレット本体下に設置しているベースプレートを使って便器に便座が取付けられている構造です。

詳しくは便器の取付穴にボルトを通して、下からナットで締め付けて固定しています。

その取付けボルト部(ナット)の緩みが、ベースプレートごとウォシュレットがガタついてしまう原因です。ナットを締め直してあげると解消します。

ナットを締め直す

ウォシュレットがガタつく原因のナット

便器の下から覗くとナットがあります。今まで問題がなく使えていた場合は、ナットを締め直すと解消する可能性大です。

本体に付属していた専用工具またはスパナ、モンキーレンチなどで緩んでいないかの確認をしてみてください。

ナットが緩んでしまう原因は主に2つが考えられます。

  • 微振動による緩み
  • ゴムアタッチメントの劣化

毎日の使用(座って)で振動を与えたり、建物自体や水の流れる微妙な振動でナットは徐々に緩んでいくものです。

それにゴムアタッチメントは年月の経過とともに劣化し、硬化・収縮していきます。

長年使っていたある日、ナットの座面とゴムアタッチメントの隙間が大きくなったり抵抗が少なくなってしまうと、負荷が少ない「緩む方向」へ徐々に回っていきます。

ベースプレートと便器の隙間が大きくなるほど、座った時にガタつきやぐらぐらを感じるようになってしまうのです

日頃からナットの締め付け確認、または増し締めをしていると緩みにくくなります。各機能の点検と併せて、締め付け状態を定期的に確認しましょう。

通常はスプリングワッシャーの反発力で押さえつけて座面の抵抗を増やしています。

便座と便器が当たる接地面の高低差

ビューティートワレ

自分でウォシュレットを取付けたのですが、ガタついていて最初は「取付方法を間違ったのかな」と思いました。

1つ1つの手順を取付説明書でよく確認しても間違いはありません。座り心地が悪すぎて、別のウォシュレットにすれば良かったと使うたびにため息が出ました。

シゲアキ

安いウォシュレットの“実力”と諦めかけました…。

実はパナソニックのビューティー・トワレ(CH941S)は、最初から便器と便座の「接地部」に高低差がある造りです

実際に測ってみると画像右側の設置部が約8mm、左側が約5mmで3mmほどの差がありました。この段差が座った時にガタついたりぐらぐらする原因です。

なぜ段差になっているのか?

着座センサー
着座センサー

座っていない時は節電モードでヒーターを弱めた待機状態にする機能が備わっています。ワザと高低差を設けている理由は、座った時に着座センサーで人を感知するためです。

画像の矢印部分に着座センサーが入っていて、使用者の重みで下がるとスイッチが入る仕組み。このセンサーを反応させるのに、あえて左右の高低差があるのです。

しかし、3mmとはいえ高低差がありすぎてガタついて不快です。しっかりと水平になりつつも着座センサーが機能するように手を加えます。
※奥は3mm以上下がります

自作の設置部を取付ける

ウォシュレットのぐらつき

自作と言っても100円ショップで売っている家具(椅子)の下に貼る「キズ防止クッション」を貼り付けるだけです。

便器と便座が接地するところを避けて、高い方の設置部約8mmに合うように貼り付けると便座を倒した時に水平になります

ウォシュレットの隙間

既存の接地部ではなく、貼り付けたクッションに接地させることでガタつきがなくなりました。

細長いフェルト生地タイプではなく丸型やゴム製でも代用ができます。耐震用のジェルクッションは「ねちゃねちゃ」になる恐れがあるので止めておいた方が良いですね。

家具用のキズ防止クッションはもちろん耐荷重がバッチリで、座ってもペチャンコになる心配がありません。

着座ランプ
着座ランプ

実際に座ってみて着座ランプが点灯し、立ち上がるとランプが消える動作なら通常通りヒーターが機能します。

シゲアキ

これで完璧!

100円ショップで売っているクッションのパッケージに「厚さ〇mm」と書いている商品が多いです。

お使いのウォシュレットの接地部を測ってみて、厚さが足りるのか?重ねて使えるのか?を検討してみてくださいね。

フェルト生地やゴム製なら前後1mm程度の誤差でも問題なく対応できると思います。

まとめ

ウォシュレットがガタつく場合は、ベースプレートの緩みか便器と便座の設置部の高低差が考えられます。

ナットを締め付けたり、高低差をなくすクッションを貼り付けて対応してくださいね。簡単な作業でガタつきがなくなり、快適に用を足すことができますよ

安い価格帯のウォシュレットは製造コスト削減のために簡易的に作られている製品が多いです。ガタついたりぐらつきで困っている時は試してみてください。

それでもダメな場合はベースプレートや固定ボルト部の破損が考えられます。修理業者さんに相談か使用年数によっては買い替え推奨です。

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