楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT Ⅵ)をパートナーエリアでBand3(楽天回線)に固定して無理やりデータ無制限で使っています。
以前は「下3~5Mbps/上10~15Mbps」ほどしか出なくて少し我慢をしながら使っていたのですが、先日から急に回線速度が上がりました。
状況によって異なりますが、「パートナーエリアで楽天回線を掴むとどれくらいの速度が出るのか」気になっている方に向けて詳細をご説明していきます。
楽天モバイルのパートナーエリアでも楽天回線なら速い
Twitter情報によると、楽天モバイルの「楽天回線(自社回線)」をしっかりと掴めるエリアでは「100Mbps近く」の高速通信も可能だそうです。
※追記:自宅周辺までエリアが広がりました。今のところ100Mbps以上で安定しています。
データ使い放題の月額税込3,278円でこれだけのスピードが出れば文句なしですね。
※1日10GB超過で最高3Mbpsに制限あり
以前使っていたauのLTE並みに速いです。朝晩のピークタイムでも50Mbpsくらい出るそうな。
公式サイトのエリアマップ上は「パートナーエリア」になっていても、Band3を掴めれば「実は速くて使える!」ということも充分考えられます。
楽天モバイルを敬遠している人もキャンペーンがあるうちに一度検討してみてくださいね。
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パートナーエリアで楽天回線を掴んだ時の回線速度
ダウンロード | アップロード |
---|---|
36Mbps | 37Mbps |
テザリング専用のスマホを窓際に置いた時の回線速度です。いつもより妙に速度が上がっていると気付いた時は驚きました。
パートナーエリアでもこのスピード。意外と速い。いや、めっちゃ速い。
下手すると利用者が多い集合住宅の光回線よりも速いかもしれません。前にハイツで契約していたケーブルテレビのインターネットよりは確実に速い…。
ちなみに「レイテンシ」というのは「ping値」と同じで反応速度のことです。「アンロード済み」が自分だけ利用した場合で、「ロード済み」が複数で接続した場合の目安を表します。
※数字が小さいほど遅延が少ない
アンロード済みの「5ms(一桁代)」はめちゃくちゃ優秀ですね。
最近はゲームをしませんが、この速度ならオンラインゲームでもカクカクしたりキャラがワープしたりはしないはず。
「MB/s」の単位に変換すると毎秒4.30MBくらいのダウンロード速度です。
※4.30MB/s = 34.4Mbps
どれくらいの速さなのかを例えると、YouTubeの動画で画質720pは余裕、1440pの4K高解像度ビデオでも止まらず視聴できるくらいでした。
Amazon Kindle Unlimitedの300ページほどある高画質グラビア雑誌をダウンロードしても、約25秒でダウンロードが完了します。
仮に低速モードの「1Mbps = 0.13MB/s」で同じ雑誌をダウンロードをすると約14分。単純計算で約34倍の速度なわけですから当然、体感的にも速いです。
もちろん、地域や日時によって結果は異なります。僕が住んでいる団地では、ネット利用者が多い時間で遅くて20~25Mbpsほど。
それでも、月額利用料の安さとデータ使い放題を考えると、パートナーエリアの楽天回線は十分すぎる速さが出ます。
屋外で回線速度を測ると遅くなった
調子に乗って屋外でも回線速度を測定してみました。
鉄筋コンクリートの団地よりも遮蔽物がない外の方が速くなる予想でしたが、ほぼ同時刻にもかかわらず逆に屋内よりも遅くなってしまいました。
この結果は楽天基地局の位置が関係していると考えます。玄関から出て歩いた方角が基地局から離れる方向だったのでしょう。
アプリの正確性が定かではありませんが、楽天回線の電波強度は屋内より安定して良いです。でも回線速度は遅い。電波って本当に不思議です。
屋内でも楽天回線をしっかりと受信できているのはボウルアンテナのおかげ。効果がありすぎて驚きます。
基地局があるであろう方向に向けてボウルを設置すると安定してBand3の電波を受信できました。以前、設置した仕様からコンセントタップをブックエンドの下に敷いて角度を付けるとより良いみたい。
マスキングテープで印をつけておくとズレてしまった時にすぐ元の位置に戻せて便利です。今のところ見た目は気にしません。
パートナーエリアでギリギリ楽天回線を掴める場合は、やはりテザリングとして利用するのが良いかもしれません。
メインの電話番号をMNPで移行させてしまうと地域によっては思っているような速度が出なかったり、LTEが圏外になって困る恐れも。
楽天エリアが本格的に広がるまでは「新規登録のサブ機」として使うことをおすすめします。
ちなみに奥に見えている銀色の物体がガチャガチャのパラボラアンテナ(ミニアンテナマスコット)です。
アルミホイールで受信機っぽくしていますが、全体を覆っていないし反射角がむちゃくちゃでまったく意味はないです。
お遊びで置いているだけで回線速度は速くなりません。
同シリーズに「八木アンテナバージョン」もあって面白いので、興味があれば是非デスクに置いてみてください(ジョークとして)。
パートナーエリアでも楽天回線を拾えればデータ使い放題
15日の夜中に回線速度が速くなっていることに気付き、その日は嬉しくなってYouTubeを視聴したりkindle本をダウンロードしまくりました。
翌日からは体調が悪くてあまり使っていませんが、毎日10GB以内でネット使い放題なんて素敵すぎます。僕的には制限があるモバイルWi-Fiよりも断然使いやすいです。
楽天回線が拾えるところに住んでいるなら、スマホテザリングとして固定ネット回線を解約しても良いかもしれません(通信費の節約)。
これから本格的に楽天エリアが広がり、楽天モバイル一本で使えるようになれば、ライト・ミドルユーザーにとっては最強です。
改悪されない限りは無料期間が過ぎても使い続けたい。
まとめ
この記事をまとめていきます。
- 楽天回線はいつの間にか強化されている
- パートナーエリアでも楽天回線を掴めると十分使える
- パートナーエリアでも敬遠せずに契約するべき
- 提供エリアにまだ不安があるためサブ機で使うのがおすすめ
- 将来、楽天モバイル一本にできれば大幅な節約可
- やっぱりボウルアンテナはすごい
Galaxyシリーズをお使いなら楽天回線を掴むのは簡単です。方法は以下の記事で解説しています。
「Rakuten Mini」ならQuickShortcutMakerというアプリで「band mode」か、「Engineer Mode」で項目を検索して「com.tcf.engineermode.TcfBandSelect」のLTEバンド3を選択すると楽天回線のみを掴めるはずです。
QuickShortcutMakerは万能でAndroidなら大抵使えるのですが、アプリの更新が2014年で止まっていてAndroid 7.0以降は機種により設定変更が塞がれている恐れがあります。
ちなみに「OPPO A5 2020」も持っていて、Band3で固定するにはroot(ルート)化をしないといけないらしく、文鎮化のリスクが怖くて試せていません。
QuickShortcutMakerではBand変更の権限が塞がれていて使用不可でした。
他の方法としては、古い(安い)ドコモ版Xperiaで「バンド3に対応・バンド18/26に非対応」な機種なら必然的にバンド3で固定となります。
中古での購入になるのでAndroidバージョン違いやシムフリー済み、機種の使用感、バッテリーの劣化が気になる点がデメリット。
楽天SIMが使えるかはよく確認してくださいね。
▼楽天ハンドのレビューはこちら▼
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