茂木和哉のサビ落とし剤でシンクのもらいサビは本当に取れるのか?

シンクのサビにサビ落とし剤をかけた

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トマトの空き缶をシンクに3日間放置したところ、円形状に「もらいサビ」ができて茶色くなってしまいました。洗面台でもヘアピンやカミソリなど鉄製品はすぐに片付けないといけませんね…。

もらいサビを除去するには「クレンザーで磨く」か「サビ落とし剤で溶かす」が有効ですが、経験上はクレンザーで磨くとシンクを傷つけたり磨いた部分だけに光沢が出てしまうため、あまりおすすめできません。

そこで、TVやネットで評判の良い茂木和哉のサビ落とし剤を購入して落ち具合を試してみました。

茂木和哉のサビ落とし剤でシンクのもらいサビは本当に取れるのか?

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茂木和哉のサビ落とし剤の効果

茂木和哉のサビ落とし剤

こちらが茂木和哉のサビ落とし剤です。昔からある有名な商品なので使ったことがある方も多いかもしれません。

ホームセンターで売っている屋外用や自動車用のサビ落としは主に、「リン酸や他の酸、有機溶剤」が混ざった液体でサビを溶かします。

強力なサビ落とし効果はありますが、酸性タイプが多く家庭内用としては向きません。

茂木和哉のサビ落とし剤は、チオグリコール酸塩を陰イオン界面活性剤で中和させた中性のようです。家庭内の水回りで使いやすいですね

使い方:液剤をかけて5分程度放置する

シンクのもらいサビ
シンクのもらいサビ

もらいサビはシンク自体がサビているのではなく、鉄の缶と水道水に含まれる微量な鉄分が反応して発生するサビがシンクにこびりついている状態です。

ここにサビ落とし剤をかけて溶かしていきます。

シンクのサビにサビ落とし剤をかけた

茂木和哉のサビ落とし剤は少し粘度のある無色透明ですが、サビに反応すると濃い紫色に変化します。このまま5分ほど放置です。

液剤はニオイ控えめなパーマ液そのもの。「低臭タイプ」とパッケージに書いてありますが苦手な人はダメだと思います。窓を開けたり換気扇を回したりの対策が必要です

サビ落とし剤が紫色になる理由は、チオグリコール酸と鉄が化学反応を起こした錯体が紫色だからとのこと。サビは水に溶けませんが、化学反応が起こると水に溶けるようになるため、水で流すとキレイに落ちるのですね。

シゲアキ

科学の力はすごいです。よく考えられています。

使い方:水でよく洗い流す

紫色に溶けたサビ

液剤をかけて5分ほど放置したら水道水でよく洗い流します。

溶けたサビが水で流れるようになりました。徐々に紫色が薄くなっていきます。

流れていくシンクのもらいサビ

反応していない部分の液剤は粘度があるため水で流れにくいです。念のため、捨てるような古くなったスポンジでこすり洗いすると安心です。

茂木和哉のサビ落とし剤の効果

サビが落ちたシンク
スポンジでこする前

茂木和哉のサビ落とし剤でシンクのもらいサビが完全に取れました。確かにサビ落とし効果はあるようです。

画像では液剤がかかったところが黒く変色しているように見えますが、この後スポンジで軽くこするとキレイな元の状態に戻っています(元から傷が多いです)。

シゲアキ

再び黒くなったりサビが発生してしまうなんてことはありません。1日経過した今でも元の状態を保っています。

僕は疑い深い性格で正直なところ「茂木和哉」に胡散臭さを感じていました(失礼)。

しかし、ネームバリューで値段が弾んでいる訳でもなく、安心な家庭用中性サビ落とし剤でこれだけキレイになるのであれば評判通りの良いお掃除洗剤と言えます。

ちなみに放置しすぎると、溶けたもらいサビが留まってシンクが変色してしまう恐れがあります。長時間放置しても洗浄効果は上がらないので、サビが取り切れなかった場合は2~3回繰り返すと良いです。

茂木和哉のサビ落とし剤のダメなところ

スプレーボトルが使いにくい

スプレーの吹き出し口

茂木和哉のサビ落とし剤はスプレータイプのボトルに入っています。後だれしやすく、使用後に何故か茶色くなるスプレー部分をティッシュで拭き取った方が良いです。

シンクのサビにサビ落とし剤をかけた

そして、このスプレーがサビ落とし用途としては非常に使いにくい。

レバーを握ると、けっこう勢いよく液剤が飛び出るので狙った場所から外れたり飛び散りやすいです。スプレーですと無駄打ちが多くなり液剤がもったいなく感じました。

先の細いボトルタイプならサビを狙いやすく無駄なく使えそうです。

頑固なサビには効かない

浴槽のサビ

体に付着した空気中の鉄分(鉄粉)や水道水の微量な鉄分は、いつの間にか浴槽に溜まっていきます。

ついでに目立つようになってきた浴槽内のサビも落とそうと思ったのですが、茂木和哉のサビ落とし剤では落としきれませんでした。

長年使われている団地の浴槽に頑固な点サビがこびり付いているのでしょう。

液剤をかけると一応は紫色に変色するので化学反応は起きているようです。しかし、お風呂用のブラシでこすっても茶色の点が残り、ザラザラ感は取れません。

ヘアピンやカミソリ、缶から移った発生してすぐの「もらいサビ」は簡単に取れますが、長年蓄積したサビにはあまり効果がないという結果になりました

まとめ

この記事の内容をまとめます。

茂木和哉のサビ落とし剤
  • もらいサビに効果あり
  • 液剤をかけて流すだけで簡単
  • 中性タイプで家庭用として使いやすい
  • 他社製品と比較してもそれほど高価ではない
  • スプレーボトルが使いにくい
  • 頑固なサビには効果が薄い

クレンザーと比べると高価ですが、使い勝手や仕上がりはサビ落とし剤の方が優れています。

水回りに発生している表面のサビにお困りの人はサビ落とし剤でキレイにしてみてはいかがでしょうか。プライム会員ならAmazonが送料無料で安いです。

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シンクのサビにサビ落とし剤をかけた

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