間取りの関係でベッドが置けない時に便利なのが折りたたみマットレス。狭い部屋でも寝心地が良く、布団のように折りたためるなど沢山のメリットがあります。
ニトリやIKEA、ネット通販で様々な種類が売っているのですが、マットレス選びで大切なのが「厚さ」です。
以前購入した厚さ4cmの低反発マットレスは薄く柔らかすぎたため、底付き感で体が痛いです。買って大失敗。
そこで今回購入したのが「タンスのゲン マットレス 高反発 10cm」。寝心地や使い勝手、コスパが良くていつも評価が高い寝具です。
ここでは、レビューも兼ねて折りたたみマットレスを購入するならタンスのゲンの「厚さ10cm」を選ぶべき理由をご説明していきます。
タンスのゲン 折りたたみマットレスは厚さ10cmがベスト
体をしっかり支える厚さ10cmの折りたたみマットレスの相場はネット通販で5,000円弱。実店舗で6,000~15,000円します。
厚さ4cmのタイプは半額くらいで買えるのですが、1年半の使用で厚さ3cmまでヘタってしまうし、体の重みで確実に底付きをするのでおすすめしません。
そのため、朝起きた時にあちこちが痛くて「よく寝た!」という感覚はほど遠いです。それに冬は床冷え(畳)でマットレスを貫通して冷たさを感じてしまいます。
スポンジみたいな柔らかさでペラペラです。疲れが取れず腰痛が酷くなります。
このような悩みを解決してくれた厚さ10cmの「タンスのゲン 純高反発折りたたみマットレス」の特徴は次の通り。
- 送料込みで実店舗より安い
- 圧縮梱包でもすぐに復元
- 体をしっかり支える厚み
- 密度が高く硬めの高反発
- シックハウス対策・ニオイが少ない
タンスのゲンのマットレスは圧縮梱包でもすぐに復元する
折りたたみマットレスは圧縮梱包でコンパクトに届きます。ダンボールから出してみると2重のビニールで包まれていました。
外側のビニールを剥がしてみると…。
真空状態でペチャンコ。内側のビニールも剥がすと空気が入り、中のウレタンがみるみるうちに膨らんでいきます。
通常は約1~2日で復元するとのこと。開封直後でも約8cmまで膨らみました。
実際のところは約1時間ほどで厚さ10cmまで膨らんでいます。届いたのが夕方だったのですが、その日の夜にすぐ使えて助かりました。
ウレタンの性質上、気温が低いと復元に時間がかかるため商品到着後はすぐに開封したいですね。
もし復元しにくい場合は、18度以上の部屋で半日ほど置くと膨らみやすくなります。
厚さがあると体をしっかり支えてくれる
薄いマットレスよりも間違いなく分厚いマットレスが良いです。高反発ウレタンはクッション性と復元性が高く、寝ていても立っている姿勢に近い状態でバランスよく支えてくれます。
硬さの指数は「N(ニュートン)」の表示です。数字が大きいほど硬く、小さくなると柔らかくなります。
今回購入した折りたたみマットレスは硬めの190N。体重65kgでお尻の部分が少し沈む感じの硬さでした。指で押してみても反発力が強くてなかなかの力が要ります。
- 体が重い人(男性)
- 腰痛持ちの人
- 仰向けで寝る人
など
とは言っても寝心地は「硬さの好み」によります。個人的には190Nで丁度良いくらいでしたが、柔らかい方がよく眠れると感じる方も多いはず。
「高反発」「低反発」どちらにしても厚さがないと底付きをするため10cmの分厚いタイプがおすすめです。
床冷えしにくい・へたりにくい
10cmと4cmを見比べてみても“ペラペラ感”が全然違いますね。カバーのサイズ感が良くてあまりシワになりません。
冷気は床に降りてくるため、マットレスで一段上にいるだけでも冬場の寒さが違います。
捨てるのが勿体なくて4cmを1年半ほど使いましたが、早く買い替えるべきでした。
ちなみに同じ高反発マットレスでもメーカーによってはウレタン密度が違います。「軽い」とアピールしている商品は密度が低く、すぐにヘタってしまう恐れも。
本体重量や密度表示(㎥)の重さも参考にして選んでくださいね。
ニオイが少なくカバーを洗えて清潔
すこし前まではカバーのファスナー形状はL字が一般的でした。最近は出し入れしやすいU字が主流です。特に夏場は汗で汚れても洗濯しやすく清潔で良いですね。
到着時はファスナー破損防止のために10cmほど開いた状態で届きます。開封してウレタンが膨らんでから閉じて使用しましょう。
ニオイに関してはほとんど感じません。開封した直後はウレタン独特のニオイがあり、室内に数時間置いていると布のニオイしかしなくなります。
シックハウスの原因であるホルムアルデヒドやトルエンなどの物質を国内機関でも定期的に検査していてほぼ検出されていないとのこと。
毎日寝る寝具だからこそ、子供用ジョイントマットでも有名な「タンスのゲン」での購入が安心です。
タンスのゲンは2種類の生地から選べる
生地は「さらさらパイル」と「爽快メッシュ」の2種類から選択できます。どちらが良いか悩みながらも今回は秋冬で使える「パイル生地」を選びました。
その理由は、夏場にNクールのような接触冷感敷きパッドを被せようと考えたからです。
エアコンを稼働させていても寝汗で汚れてしまう頻度が高く、夏用敷きパッドなら予備を用意しやすくてすぐに洗いやすい(乾きやすい)なと。
生地に関しても用途や好みです。
洗えるカバー
- 爽快メッシュ:ブラウン・ネイビー・グレー
- さらさらパイル:ブラウン・アイボリー・クリーム
洗えるカバーは生地の種類によってカラーが異なります。色で選んでも良いですね。
まとめ
この記事の内容をまとめます。
- 薄いマットレスは底付き・底冷え・ヘタりやすい
- マットレスは分厚いタイプが良い
- 圧縮梱包でもすぐに復元する
- 高反発はしっかり体を支えてくれる
- 洗いやすいカバーで清潔
- ニオイがほぼなく検査済みで安心
- カラー・生地が選べる
子供用や来客用として使うのも良いです。
タンスのゲンでは、平らな「フラットタイプ」の他にも凹凸がある「プロファイルタイプ」も販売しています。
耐圧分散性や通気性が良いとされていて、同じ硬さでも柔らかく感じられるそうです。体重・体格や好みによって選んでみてくださいね。