県営住宅、市営住宅の団地は所得の少ない人しか入れず、どうしても住人の質(民度)が低めです。
あなたは快適な団地生活を望んでいても、周りの人がうるさかったりマナーが悪いとストレスに感じてしまうかもしれません。それが毎日も続くとなると…。
ここでは、入居申請前に団地に住む人の質を見分ける方法をご説明します。お部屋探しのご参考になさってくださいね。
団地に住む人の質を見分けるポイント
団地周辺を見ると以下のことがある程度は確認できます。
- 住人の生活態度
- 自治会長が全体をコントロールできているか
見に行く時間がない人はグーグルストリートビューで見ても良いですね。直接見に行くと隅々まで確認でき、騒音(騒がしさ)がどれくらいなのかも感じ取れます。
特にヤンキー(DQN=ドキュン)がいないかは要確認!
駐輪場
いわゆる暴走族のようなバイクはもちろん、マフラー(排気管)を改造しているバイクがあると騒音に悩まされる可能性が高いです。
「類は友を呼ぶ」ということわざがある通り、仲間も同じようなバイクに乗っていて団地敷地内に集合してたむろされると堪りませんね。
わざわざ低速で走ったり空ぶかしをしたり。警察は当てにならず長引くと本当に迷惑です。50㏄の原付バイクでも改造車があると要注意。お金がない学生の不良仲間はキーシリンダーを壊してバイクを盗難していきます。
ちみみにうちの団地では、普通のお兄さんが排気音の大きいマフラーに改造したバイクに乗っています。
その人は早朝6時半くらいに出勤しているようで、毎日のように「ブォォン!」という音でビックリ。一応、気を遣ってか出口まで押しているようですが普通にうるさいです。
僕自身は車業界で働いていたので、スポーツカーとかカスタム系は好きですよ。でも、朝早くから出ていくことが分かっているのに何故マフラーを改造するのか。
集合住宅は様々な人がいて、きっと夜勤明けで眠りにつく頃の人もいるでしょう。6時半ならまだ寝ている人もたくさんいますよね。
もちろん、夜に帰ってくる時も大きな排気音がします。平穏に過ごしたい人は駐輪場にどのようなバイクが停まっているか必ず確認しましょう。
駐車場
- 改造車
- ステッカー
- 高級車
カーカスタム業界の名言:「車高の低さは知能の低さ」
ある意味、褒め言葉でもあり貶す言葉でもあります。こういう言い方をすると語弊がありますが、経験上はシャコタンの車に乗っている人は品があまりよくないですね。
自動車の保安基準(ルール)を破るような車に乗っている人が日頃の生活マナーを守るなんて期待はできません。
例えば、団地内のゴミ出しルール、掃除当番、回覧物。自分たちは真面目にやっているのに、こういった当たり前のことが当たり前にできない人が一部いることは確かです。
煽り運転をするような気性が荒い人、スピード狂で夜な夜な走りに行く人。爆音でカーステレオを流す人。たまったもんじゃないですね。
ヤンキー御用達のステッカーを窓ガラスに貼っていると、どんな人が乗っているのかすぐに分かります。まあ、だいたい自己主張が強くオラオケ系な人です。
注意しても聞かないから注意しなくなって、どんどん悪化していくのを何となくイメージしていただけるでしょうか。
他にも、所得制限があるのに高級車に乗っていたりしても何か裏があり、駐車場に停まっている車は住人の質をよく表します。
郵便ポスト
郵便ポストに折り込みチラシが満載で放置されていたら要注意です。勝手にポスティングしていく業者が悪いのですが、たくさん入れられた中には重要な郵便物もあると思います。
税金関係や請求書、年金のお知らせなど、必ず確認しないといけない物がありますよね。それすら確認しないのはズボラとしか言いようがありません。
普通はいらない広告でも入っていれば確認してから捨てていきます。でも、素行が悪いような人はずっと放置したまま。
実際にずっと郵便ポストがパンパンになったままの人がいます。その人は外国人の方で文化が違うのか考え方が違うのか分かりませんが、少し感覚が違うのでしょう。
決して外国人を悪く言うわけではありませんが、団地内の秩序を乱すこともあります。お互いが気持ちよく暮らすためにも、共用部分が整理されているか事前に確認するべきです。
ベランダ
ベランダの洗濯物や観葉植物を見ると、どのような住人が住んでいるのかが分かります。
子供の洗濯物があれば叫び声や夜泣き、走り回る音がすることは覚悟しておきましょう。子供がいるご家庭ならお互い様ですが、子供が苦手な人は騒音に悩まされることも。
植木(吊るしたたまねぎも)が多ければ年配の方が住んでいて、昔ながらの考えがあり些細なことで注意されることがあるかもしれません。
うちは子供がいるので、どちらかというとご迷惑をおかけしている方です。昔と違って「しつけと称して叩く」なんてことが許されなくなり、「強く言う」しかなくなりました。
それでも、幼い我が子は親の言うことをあまり聞いてくれません。
(子育て世代なら分かってくれるはず)
ありがたいことに寛大な人が多く今まで一度も苦情はないのですが、人によっては「しつけがなっていない」とお怒りになる方がいらっしゃると思います。
若い世代からすると昔と今は違って仕方が無いのに、チクチクと年配者から指導(指示)されると煙たく感じるかもしれません。
ファミリー層が多い団地なのか、年配者が多い団地なのか。住人の年齢層を把握しておきましょう。
まとめ
生活をしていくうえで一番影響を受けやすいのが騒音です。相手はどうであれ自分は気を付けようと心掛けています。
- 駐輪場
- 駐車場
- 郵便ポスト
- ベランダ
上記4つの箇所を最低限は確認しておくと、団地全体にどんな人が住んでいるのかと自治会長が統括できているかを把握できるはず。できれば朝昼晩の3回は見ておきたいですね。
正直なところ、あとは運です。
一見、普通に見えても神経質だったり変わった人は一定数いて、上下左右の部屋にそういった人がいるか、いないかで快適に暮らせるかが決まります。
やはり、常識のない人がいる可能性は低家賃の団地の方が高く、高額な家賃の賃貸になるほど周りの住人はきっちりしているでしょう。
一長一短はありますが、少し背伸びをして一般の賃貸に入ることも一つの手となります。生活水準がどうなるのかを検討してから、治安の良さそうな団地を選んでくださいね。